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プルトニウム型原爆「ファットマン」模型は実物と同じ塗装に「長崎原爆資料館」
- 2015/12/28
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被爆の惨状をはじめ、原子爆弾開発の歴史、原爆・水爆実験の影響などを伝えるため、1996年に開館となった「長崎原爆資料館」。
館内には原寸大「ファットマン」模型が常設展示されているのだが、近年の調査で「ファットマン」はこれまで考えられていた濃い緑色ではなく、鮮やかな黄色だったことが確認されている。
この調査結果と被曝70年の節目ということを合わせた2015年夏、長崎原爆資料館では展示物を一新。
同年7月28日には黄色に塗り直されたプルトニウム型原子爆弾「ファットマン」が一般公開された。


▲接合部分が黒く塗られているのは強化を目的とした塗装
なお、これまでの濃い緑色のファットマンはアメリカにある博物館展示物を見本にしただけのもの。
特段根拠なく塗装されていたため有識者より「本物の色と違う」という指摘も複数寄せられていたようだが、近年まで正式な塗装様式は掴みきれない状況にあった。
2015年夏のファットマン模様替えを主軸に長崎原爆資料館では展示物の一新や強化を進めていくという。
広島原爆資料館ともまたひと味ちがう近代化された印象の長崎原爆資料館。
一度足を運ぶことをお勧めしたい。



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